法寺・見返りの塔

おかちゃんの実家から車で10分の位置にある「大法寺」を訪れました。

国宝大法寺・三重塔は、「見返りの塔」という名で親しまれている。 この名は、塔の姿があまりにも美しいので、思わず振り返るほどであると意から。 ではどうしてこの塔がそれほど美しいのであろうか?

この塔をよくみると、初重が特に大きいことに気がつく。 これがこの塔の最も大きな特色である。 このようなやり方は、この塔のほかに奈良の興福寺三重塔があるだけである。 このように独特の意匠がもちいられているので、かえって、細部ではほとんど特別な考慮がされていない。 

この塔は正慶2年(1333年)に作られたもの。 これはちょうど鎌倉時代から南北朝時代に移る過渡期に当たっている。

なおこの塔の美しさを論ずるには周囲の光風との調和を見落とすこともできない。 塩田平を見下ろすことの出来る丘の中腹に立っているこの塔は、その周囲をゆっくり歩くにつれ、さまざまな角度から眺められる。

以上 伊藤延男、文部技官工学博士 説明文抜粋
 


国宝 大法寺・三重塔 

長野県小県郡青木村当郷 

電話 0268ー49ー2256

平成15年12月の末日におかちゃんとあっ君で当地を訪れました。 訪問者はわれわれ二人きり、まだまだ観光地として俗化されていない聖地です。 いって見るのでしたら今のうちかも!

あっ君も中学一年生で大きくなりました。

大法寺にある石仏、ちょっとユーモアがありますね。 

めずらしい石仏です。 向かって右の石仏はお酒を注ぐひと、左はそれを受ける石仏です。

 

大法寺の歴史

大法寺は天台宗の寺である。 古くは大宝寺とも書かれた。 この寺は奈良時代前期の大同年間(西暦801〜810)坂上田村麻呂の祈願で僧義真によって再興されたという記録が寺に残っている。

 
       

平成16年1月2日 作成

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